立本 夏山ひとり芝居プロジェクト新作公演 「智恵子抄」

 2011 年より始まった立本夏山のひとり芝居プロジェクトは今年で7周年を迎えました。原点は今を生きる人 たちの心に灯を灯していくというメッセージとしてスタートしました。その表現は演劇と舞踏の要素を取り入 れ、時に暗号のような形式で表現され、テキスト・声と肉体が絶妙なバランスでリンクした時にはダイナミック な感動がうまれます。題材は世界の巨匠、有名・無名のみならず深みがあり、豊かで魅力的な戯曲や小 説・詩に光を当てて制作されてきました。今回は高村光太郎の「智恵子抄」を題材に取り上げ、男と女、結 婚、夫婦、闘病、死別などのテーマをもとに高村光太郎という人物・時代背景などをもととした作品です。2018年2月東京公演・6月尼崎・松山・高知ツアーにて好評を頂いております。